新gTLD取得TOP5の国とは?国による人気TLDの違いを知ることが重要

新gTLDの統計件数や統計情報を提供するデータプロバイダであるnTLDStatsのデータによると、新gTLDを取得しているTOP5の国はこちら。

全体の登録件数の36.4%を占める割合で、圧倒的な登録件数を誇る中国が堂々の1位にランクイン。アメリカ合衆国、ドイツに次いで日本が480,495件で4位という結果でした。

全体ランキング

まず、国で絞らずに見たときのTLD人気ランキングを見てみましょう。

「.top」が1番人気があることがわかります。どれも需要のありそうなTLDがTOP10にランクインしている形。続いて、各国で人気のあるTLDに違いはあるのか、詳しく見ていきましょう。

1位:中国

中国で人気の新gTLDTOP10はこちら。

全体ランキングと同様に「.top」が1番人気という結果。”トップ・頂点”を表す「.top」は、ebayやtaobao等の中国における大企業が文字列のドメインは確認できず、どちらかと言うと、中小企業が利用している傾向があるといった印象。これから頂点を目指して加速していく意思表示に適したTLDとして中国では好まれているのかもしれません。

(画像左:http://www.it.top/、画像右:http://www.one.top/)

2位:アメリカ合衆国

アメリカ合衆国で人気の新gTLDTOP10はこちら。

具体的な意味を持たず、用途に縛られずに利用することが可能で、自由度の高いドメインである「.xyz」が1番人気という結果。「amazon.xyz」は「amazon.com」へ、「apple.xyz」は「apple.com」へ、メインサイトへ転送される仕様となっていました。その中で独自サイトとして運営をしていたのはGoogle社の「abc.xyz」。

画像出典:https://abc.xyz/

2015年、Googleの持ち株会社として「Alphabet Inc.」が設立され立ち上げられたサイトがこのサイト。アルファベット社の会社名の由来となった、「人類の最も重要なイノベーションの1つである言語を表す”アルファベット”全てを網羅する、「a」~「z」を表す「abc.xyz」は、会社名を表現するドメインネームとして最適なものとして利用されていることが伺えます。

3位:ドイツ

ドイツで人気の新gTLDTOP10はこちら。

ドイツの人気TLDの特徴としては、ドイツの都市名などを表したTLDが人気という点ではないでしょうか。ドイツの首都であるベルリンを表す「.berlin」、 ドイツの都市であるハンブルク「.hamburg」、ドイツの都市であるケルン「.koeln」、ドイツの連邦州のひとつノルトライン「.nrw」の人気があり、1位2位の国の結果とは大きく異なる結果という印象。利用状況としては、ドイツを代表する企業であるベンツ社が「benz.berlin」、BMW社が「bmw.berlin」を、それぞれのメインサイトに転送する仕様で利用していることが確認できました。

(画像左:http://benz.berlin/、画像右:http://www.bmw.berlin/)

全体の取得件数とドイツでの取得件数を比較した表がこちら。都市名などを表したTLDは、属する国(ドイツ)において、95%以上という非常に高い割合で取得されていることがわかります。また、利用用途として、その都市や国に特化した情報を提供するサイトが多く確認できました。

4位:日本

日本で人気の新gTLDTOP10はこちら。


全体のランキング順位では14位の「.work」が、日本で1位という予想外の結果。「仕事」などを表すTLDとして、求人サイトや人材派遣会社に需要の高まりが伺えるTLD。また、日本での販売価格が安価なことも人気の要因のひとつかもしれません。

2位にランクインした「.shop」は「店(ショップ)」を表し、覚えやすさや用途の明確さから、国内外から人気のTLDです。
画像出典:https://get.shop/case_jp/

上記、使用事例が紹介されており、多くの企業や個人での利用まで幅広い利用状況の確認ができます。ECサイトの盛り上がりと共に、今後も人気の高まりが予想できるTLDではないでしょうか。

5位:イギリス

イギリスで人気の新gTLDTOP10はこちら。

イギリスの人気TLDの特徴としては、3位のドイツ同様、都市名などを表したTLDが人気という点。イギリスで製造と販売がされている靴のブランドドクターマーチンは、「drmartens.london」をメインサイトに転送する仕様で利用していることが確認できました。

画像出典:https://www.drmartens.com/jp/

また、イギリス生まれの人気スポーツ用品のブランドmitre(マイター)も、「mitre.london」をメインサイトに転送する仕様で利用していることが確認できました。

画像出典:https://www.drmartens.com/jp/

イギリスと言えば「ロンドン」と連想されることも多く、イギリスにおいて重要なTLDとして「.london」の飛躍が予測でき、他の企業においても今後利用が盛んになっていくことが考えられるのではないでしょうか。

国による人気TLDの違いを知ることが重要

上位5位の国によって、人気のある新gTLDが異なっていること。また、TLDによって利用用途が異なることが伺えたのではないでしょうか。また、日本、及び展開国における人気TLDの把握と取得の検討が必要なことがお分かりいただけたのではないでしょうか。

 

弊社では、以下をはじめとする各種対応が可能ですので、弊社HPも併せてごらんくださいませ。