2017年中国の商標出願数が前年比で55.7%増の574万件に

2017年、商標登録出願が飛躍的に増加する傾向が見られ、前年比で55.7%増加の574万8,000件となりました。

出願件数増加の要因とは

  1. 商標登録の手数料が値下げされたことによるコストの大幅低減。
  2. 消費が過熱したことによる商品・役務の種類の増加により、ブランドが全体的に刷新されることに伴った新たな商標登録の発生。
  3. 2017年に輸出入貿易が盛り返して好転したことが要因。また、外国のブランドが中国に進出、中国のブランドが海外へ進出する機会の促進が後押しされた。
  4. 司法環境が向上したことにより商標権侵害の代価が高くなり、各種市場への参入に伴う商標出願数が高まった。

出願件数増地域の分布

 

画像出典:http://www.san-you.com/japan/a/9716.htm

各地でいずれも出願件数が増加していますが、広東、浙江、北京での増加が特に著しい増加をしていることが伺えます。広東省は、831,352件の出願件数で全国一となっており、その後は順に浙江(413,043件)、北京(369,382件)、江蘇(269,385件)、上海(267,097件)となっています。

出願区分の分布

2017年に中国での出願件数で上位5位にランクインした区分は、第35類(497,323件)、第25類(441,246件)、第30類(269,651件)、第9類(260,981件)、第43類(211,593件)。その内、被服などが対象となる第25類の商標は前年比で61.35%増加という増加率で1位となっています。

出願件数が多いということは、それだけ数多くのブランドが生まれているということですので、自らが商標権侵害を犯してしまうリスクや、他人に似たような商標を使用されたり、粗悪な模倣品が出てきたりする可能性が高いということにも比例すると言えるのです。

 

出典:http://www.san-you.com/japan/a/9716.htm

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