歴史上初、コカ・コーラ社の新たな挑戦と新商品のアルコール飲料を予測

米飲料大手のコカ・コーラは日本で酒類事業に参入する。2018年中に缶チューハイ商品を投入する計画だ。同社が缶チューハイを発売するのは世界で初めてとなる。世界的に砂糖税の議論が活発になっているほか、日本では清涼飲料事業の競争が激しい。既存の主力商品への逆風が強まるなか、新規の事業育成の足がかりとする。

8日、日本経済新聞より、コカ・コーラ社の酒類事業の参入が報じられました。

出願商標から販売される商品を予測

年内に日本市場で缶酎ハイの販売を始める方針を明らかにしましたが、それ以上の情報は現時点で確認できません。

日本の商標データベースであるJ-PlatPat(https://www.j-platpat.inpit.go.jp/web/all/top/BTmTopPage)でコカ・コーラ社の出願商標を確認したところ、”ビールを除くアルコール飲料”が対象となる第33類で気になる商標が確認できました。

2018年1月に出願されている「檸檬堂」。こちらは33類で”アルコール飲料”を指定した出願を行っています。商標名から想像できる通り、レモン味の缶酎ハイが販売されるのでしょうか。WEB上で「檸檬堂」を検索しても、アルコール飲料関連の情報は見つけることができませんでした。また、同社の出願商標の中で出願日が最新なのが本商標。販売される商品候補として最も有力ではないでしょうか。

続いて、2017年8月に出願されている「Japonale\ジャポネール」。こちらは33類で”清酒,清酒をベースとしたカクテル”を指定した出願を行っています。

「ジャポネール」とは、日本酒を「CANADA DRY(ジンジャーエール)」で割った飲み物の名称で、2017年11月に飲食店情報サイト「ぐるなび」と共に、若年層向けのレシピ提案を行った際に提案したメニュー。その場で「クロサメ」という、日本酒を「コカ・コーラ」で割ったアルコール飲料も披露されました。「クロサメ」も、2017年9月1日に出願した出願商標の確認ができ、33類で”清酒,清酒をベースとしたカクテル、洋酒”が指定されています。

各商標から、どのようなアルコール飲料が販売されるのか、少し予測ができたのではないでしょうか。

125年の歴史上はじめての挑戦

また、125年に及ぶコカ・コーラグループの歴史でアルコール飲料への本格的な参入は初とされます。世界最大の商標データベース「GlobalBrandDatabase(以下略GBD)」で、同社出願商標を確認してもそのことが裏付けられ、アルコール飲料などが対象となる33類の出願数は204件と、全体の12番目の出願数であり、アルコールを含有しない飲料などが対象となる32類の出願件数と比較すると雲泥の差。今までの長い歴史の中でもアルコール飲料の展開には注力していなかった中で、新たな挑戦であることが伺えます。

出典:WIPOによる検索結果(http://www.wipo.int/branddb/en/index.jsp#)

 

今回の、アルコール飲料の発売は同社の他地域における方向性を示すものではなく、日本に限定した展開であるようです。先ほどご紹介した、「ぐるなび」と共に提案したメニューは、運命共同体である飲食業界に貢献したいという願いから発したものであり、引き続きその思いを感じる同社の挑戦ではないでしょうか。

引用:http://www.itmedia.co.jp/business/articles/1711/25/news011.html、https://www.cocacola.co.jp/stories/100years_campaign

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